2012年1月18日水曜日

2011/12/07 高エネルギー加速器研究機構(KEK)見学報告


12月7日には、東京温度検出端工業会にて、筑波にあります、高エネルギー加速器研究機構
(KEK)へ見学に行きました。

ここでは、何を研究しているかというと、
宇宙が出来た、なぞを解明しようと、巨大な装置を365日24時間連続運転による交代制で、日夜研究してくれているところだということです。


物質は、これ以上分けられないもの、素粒子から出来ています。

そして、その素粒子はどこからやってきたのか。その性質を調べていくと宇宙の誕生した訳、つまり宇宙の最大のなぞに迫ることが出来るということなのです。

そこで、宇宙は、ビッグバンと呼ばれる大爆発から始まったいうことで、施設内では、ミニビックバンを創り、宇宙が、約140億年を経て現在の宇宙の物質と自然法則がいかに作り上げあげられたかを調べる事を
究極の目標にしているということだそうです。



ここがミニビックバンを再現している施設です。

高いところが、少々苦手で、下をのぞき込めず、うまく撮れてません。

場所は違う施設ですが、他にも新インフルエンザに効くとされた、タミフルの副作用が起こる可能性があるという発見や、新しい材料の発見など様々な分野で活躍してくれているこのKEKは、
かなり私たちの先進的な役割をになってくれていることに気づかされました。

そして難しい事が沢山で、普段使ってない頭をフル稼働させましたが、身になっているか少々不安でござます。。



次に、バスで移動し、途中昼食をとった後、筑波宇宙センター(JAXA)へ見学に行きました。

上のあるロケットH-ⅡAですが、その後ろのビル(53m)と同じ高さぐらいということです。

ビルの方が悠然としている感じがして、横たわっているロケットが小さく感じました。

ここの敷地は、東京ドーム12個分の広さぐらいだそうです。


施設の中に入っていくと、大きい地球儀のようなものがあり、人工衛星と地球との距離感を、この地球儀と上の空間を利用して説明してくれました。

ちなみに、地上より100km以上上が、通常宇宙と呼んでいるそうです。


あらゆることに活躍してくれている人工衛星の中で、
「きずな」も、震災の時には、迅速な情報提供に全力を注いでくれました。

この衛星は、地域による情報格差をなくし、誰もが平等に高速通信サービスを受けられる社会を実現するために最大1.2Gbpsの超高速でデータ通信を行うことができる人工衛星だということです。




ビックリしたのですが、人工衛星に貼られている、金色の断熱材は、実は、マジックテープで貼られているということでした!!

宇宙空間では、空気がないので、風にあおられる事がなく、接着剤を使うと、温度差ではがれてしまう可能性があるので、よく使われているとの事でした。なるほど。。



宇宙服には、我々温度センサメーカーが製造している温度センサが装着されて一定の温度に保つように工夫されています!!

単体では、なんと120kgもあるそうです!



帰りのお土産は、宇宙アイス!?とレトルトカレーを買いました。

アイスといっても、
・・・冷たくないアイスでした(笑)
ソフトなビスケットみたいでしたけど・・・

味は、両方とも・・・美味しかった・・・です!